2歳児・3歳児のイヤイヤ期に – 魔法の声かけ6選
2歳児・3歳児の「イヤイヤ期」は、自我が芽生える時期です。そのため、親の言うことを受け入れにくくなることがあります。特に遊びや活動から別のことに切り替えるのが難しく、困ってしまう親も多いでしょう。
しかし、少し工夫した声かけで、スムーズに切り替えられることもあります。そこで今回は、2歳児・3歳児のイヤイヤ期に役立つ声かけ6選をご紹介します。
魔法の声かけ6選
1. 「長い針が○になったら…」
子どもにとって時間の感覚はまだ曖昧です。そのため、急に「もう終わり」と言われても納得できません。
そこで「長い針が一番上になったらお片付けしようね」と予告すると良いでしょう。これにより、子どもは気持ちの準備ができ、切り替えがスムーズになります。
2. 「○○が終わったら、△△しようね」
次に行うことを先に伝えるのも有効です。
例えば「これが終わったらおやつにしようね」や「お片付けが終わったらお散歩に行こう」と声をかけることで、子どもは次の楽しみを想像でき、今やっていることから次の活動への移行がしやすくなります。
3. 「ママ(パパ)も一緒にやるよ」
切り替えが難しい時は、親が一緒に行動するのも効果的です。
「一緒にお片付けしよう!」や「一緒に絵本を読もう!」と声をかけることで、子どもは親と一緒にやる安心感から、抵抗感が減り、次の行動に移りやすくなります。
4. 「できたらシールを貼ろう」
ご褒美を使うのも1つの方法です。
例えば「これができたらシールを貼ろう」や「終わったらおやつにしよう」と伝えると、子どもはモチベーションを持って行動できます。ただし、ご褒美は使いすぎないよう注意しましょう。
5. 「ありがとう」
切り替えが上手にできたときは、感謝の言葉を伝えましょう。
「お片付けしてくれてありがとう」と具体的に伝えると、子どもは自分の行動が認められたと感じます。その結果、次回もスムーズに動きやすくなります。
6. 「○○になったね!」
切り替えの際に、子どもの成長をほめることも有効です。
「自分でお片付けできてお兄ちゃんになったね!」など、成長を具体的に伝えることで、子どもは自信を持ち、次の行動も前向きに取り組みやすくなります。
まとめ
2歳児・3歳児のイヤイヤ期は、切り替えが難しい時期ですが、適切な声かけをすることで、少しずつスムーズに動けるようになります。
今日紹介した6つの声かけを取り入れながら、叱責せず、温かく見守る姿勢を大切にしてください。
焦らず少しずつ続けることで、子どもは切り替えが上手になり、親子ともに過ごしやすい毎日を作ることができます。








